赤ちゃんの時期からしっかりと「教育」を意識して

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子どもが小さいうちのテレビなどの視聴は「功罪あり」

テレビなど(DVDなどでの映画の視聴も含む)の視聴時間と学力の関係が指摘されています。視聴時間が長い子ども程、小中学校における学力テストの点数が低いということが文科省による全国規模の調査から分かっています。テレビの視聴などは生活習慣の一部なので、赤ちゃんの頃からどういった環境で育てるのかということを子どもが小さい頃から親が考えていくと良いでしょう。

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しかし、テレビや映画が良い教材となるということも事実です。教育系のものでは、NHKが長い年月の間「教育テレビ」の中で蓄積されてきたものなどがあります。良質なコンテンツがDVDなどで販売もされていますし、ウェブにはフリーの映像があります。年齢にあったものを選択することが大事になります。

テレビなど見せるのは、いつから?

先にも書いたように良質なものがあるとは言え、良い面、悪い面があるのは事実です。親がバランスを考えながら、制限を掛けながら見せるというものが望ましいでしょう。「量(時間)」と「質(内容)」を親がきちんとコントロールする必要があります。携帯のアプリなども含めて、「子守り」のように使うことは絶対にやめた方が良いと思います。

テレビなどの「刺激の強さ」には注意が必要

テレビなどは非常に刺激が強いものです。「絵本を親が読んであげること」と「子ども向けのテレビ番組を見ること」を比べるとその違いは明白です。一般的に子どもは刺激の強いものに注目をします。そして、その刺激には徐々に慣れていってしまいます。乳児期、幼児期に強い刺激に慣れてしまった子どもは、小学校の学習で苦労をする場合があります。

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学校での学習は、多くの場合、先程の例での「絵本を親が読んであげること」に似た刺激のレベルであることが多いです。教科書やノートなどを使って学習をしていくことに困難さを示す子どもがある割合でいます。小学校などにおいても情報機器の普及によって、動画などを使った授業が増えていることも事実です。しかし、強い刺激でないと興味を示さないような状態はできれば避けた方が良いと思われます。先程も書いたように赤ちゃんの頃から子どもが受ける刺激を親がコントロールすることが大事でしょう。

音楽の能力の獲得は5歳までが大事

能力を獲得するには適切な時期があります。「臨界期」と言われています。音楽は0歳から4歳頃までがその時期に当たるとされています。「絶対音感」を獲得するためには、5歳より前の段階で何らかの練習をすることが勧められています。

ところで、音感に関して小学校の6年間で段階を経て少しずつ能力を獲得していくという報告もされています。音感だけではありませんが、能力の獲得については、最適な時期というものがありますが、それ以外の時期でもそれなりの能力の獲得はあります。最適な時期を過ぎてしまったからといって諦めるのではなく、その時その時で身に付けさせたい能力を見極め、取り組んでいくことが大切でしょう。

執筆者

鈴木 邦明(すずき くにあき)
小田原短期大学 保育学科 特任講師

小学校の教員として22年間勤め、現在は短大で健康教育を教える。

「心と体の健康」をテーマに、健康教育、幼保小連携、学級経営など幼児・児童に関する多方面な研究活動を行う傍ら、執筆や取材協力など多数手掛ける。

研究用HP

http://www.geocities.jp/ks20010630/

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