赤ちゃんの生活リズムの確立 生涯に関わる重要な影響の認識を

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赤ちゃんの生活リズムの確立はいつから?

人は、朝は太陽の光を浴び、夜暗くなったら寝る生活をすることで、生活リズムの基礎ができあがっていきます。赤ちゃんの頃から早寝早起きのリズムを作っておくことは大切なことです。

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生後2〜3ヶ月頃から徐々に生活リズムを整える意識をしていきましょう。

赤ちゃんのうちから夜ふかしを続けていると、ホルモンバランスや自律神経が乱れる原因となり、日中にボーっとしたり、キレやすくなったりする可能性があるといわれています。

生後3ヶ月を過ぎたら、早寝早起きの習慣をはじめ、生活リズムのメリハリをきちんとつけていきましょう。

上の記事にある様に3ケ月位から少しずつ、生活習慣を整えることを意識し始めていくと良いです。

詳しい時期については他の記事に譲るとして、今回は赤ちゃんの生活リズムを確立することが、その子どもの生涯にとってどの様な影響があるのかということについて考えたいと思います。

赤ちゃんの生活リズムを確立することの意味とは?

赤ちゃんの生活リズムを確立するということの意味について、少し説明をします。

赤ちゃんの生活リズムを整えるということは、親が子どもに積極的に、なおかつ粘り強く関わることを意味します。生活のリズムを整えていくことは、赤ちゃんにとっては、面倒なことでもあるはずです。トイレットトレーニングなども同様です。

何度も失敗をしながら、少しずつ親のフォローのもと、便器が使えるようになります。勝手にできるようなものではなく、親の献身的な関わりがあってこそ、できるようになります。

そういったものと逆の状態が「放任」です。さらにひどくなると「育児放棄・ネグレクト」です。親があまり自分の子どもに関わろうとしなければ、生活習慣はもちろん整いません。

眠りたい時に眠り、おしっこをしたい時にするという状態です。親が子どもが失敗をした時に感情的に怒っているだけでは子どもは成長していきません。

先程も書いたように親が献身的に関わることで、徐々に生活する上でのスキルを身につけていきます。

「育児放棄・ネグレクト」ついては他に記事を書いています。読んでみてください。

赤ちゃんへの虐待①「育児放棄・ネグレクト」には注意が必要

赤ちゃんへの虐待② 育児放棄・ネグレクトをする親の特徴

赤ちゃんへの虐待③「負の遺産」を抱える危険性

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赤ちゃんの生活リズムの確立とその子どもの将来への影響

赤ちゃんの生活リズムの確立が、将来の生活リズムにも大きく影響を与えています。赤ちゃんの時に親がきちんと生活リズムを整えることに関われた家庭では、その後のそれぞれの段階においても、親はしっかりと子どもに関われる可能性が高くなります。

子どもは、成長するに当たって、それぞれの年代で課題が発生してきます。幼稚園や保育園に行くようになると「親と離れること」や「時間で行動すること」です。

小学校に入学する際も同様です。その後は「学習に取り組むこと」があります。そして、現在、小学校中学年から中学校にかけて大きな問題となっている「スマホなどとの関わり方」があります。

それぞれの年代で違った課題があります。赤ちゃんの生活リズムを整えることがきちんとできた家庭は、その後に起きる様々な課題においても、親が適切に子どもに関わることが出来る可能性が高くなります。

先程書いた「放任」に近いタイプの親の場合、子どもがスマホを持つようになったら、収拾がつかなくなってしまいます。

様々なトラブルに巻き込まれたり、様々なものに興味を持ったりなどで、学習どころではなくなります。小さい頃からの関わり方は、急に変わる訳はありません。

親がコントロールできない状況になってしまいます。そういった状況で急に強く親が関わるようなことをすると、家出や家庭内暴力(親から子、子から親)などの問題へと発展していく可能性があります。

思春期における問題は、突き詰めていくと小さい頃からの親子関係が主要な原因であることはよくあることです。

話を始めに戻します。書いてきた様に、赤ちゃんの生活リズムを確立するこということは、その時のことだけでなく、その子どもの人生に大きな影響を与えることだと言えます。

その時点では、慌ただしい日々で余裕がなく、その子どもの将来のことまで考えられないかもしれません。けれども、時折、長期的な視点で物事を見ることも大事です。

親として、自分の役割や影響をしっかりと意識し、自分の子どもと関わっていくことが大切でしょう。

執筆者

鈴木 邦明(すずき くにあき)
小田原短期大学 保育学科 特任講師

小学校の教員として22年間勤め、現在は短大で健康教育を教える。
「心と体の健康」をテーマに、健康教育、幼保小連携、学級経営など幼児・児童に関する多方面な研究活動を行う傍ら、執筆や取材協力など多数手掛ける。

研究用HP

http://www.geocities.jp/ks20010630/

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