赤ちゃんのおもちゃやお菓子との関わり方、子どものテレビやゲームとの関わり方、 教育や知育に大きな影響あり

Pocket

今回は、親と子の関わり方について書きます。小さい頃からの親と子どもの関わり方が後ほど影響が出てきます。

特に思春期には、様々な問題が生じることが多いです。

赤ちゃんの「菓子」との関わり方

電車などで赤ちゃんが泣きそうになると、母親がお菓子を取り出し、赤ちゃんに与える姿を見かけることがあります。電車の中などで、多くの人に迷惑を掛けたくないという思いがあるのだと思います。

お腹がすいていることが原因で泣いていることもあると思います。満足そうにお菓子を食べている姿は微笑ましいものです。

幼児の「ゲーム」との関わり方

先程の電車の中での「赤ちゃんとお菓子」のような状況が、幼児や小学生になると「お菓子」が「ゲーム」になります。電車の中やレストランの待ち時間などに一心不乱にゲームをしている子どもをよく見かけます。

親にとってはゲームが「子どもを黙らせる道具」となっています。子どもは、電車やレストランでは、親があまりうるさいことを言わずゲームをすることができるのを理解しています。

親にとっても子どもにとっても都合が良いので、電車の中などでゲームをしている子どもがたくさんいるのでしょう。そういった家族では、多くの場合、親はスマホを触っています。

家族で行動しているのですが、皆が自分の手元にあるもの(ゲームやスマホなど)に夢中になっている姿は良く見られる光景です。

この年代の子どもは、それなりに物事を理解することが出来てきています。赤ちゃんには説明をしてもなかなか伝わらないので、どうしてもお菓子をあげてしまうということもあります。

この年代の子どもには、物事の意味などを説明し、納得させ、行動を変容させていくということを少しずつやることができます。具体的には、ゲームの時間を決めることなどです。

その際、親から投げかけて、子ども自身に決めさせることなどが大切です。そんな中でうまくいかないこともありますが、できたことを褒めます。

そうやって少しずつ自分をコントロールする力や親との信頼感を育んでいきます。

小中学生の「スマホ」との関わり方

ゲームとの関わり方は、その後の「スマホ」との関わり方に大きく影響を与えます。

現在のスマホ(今の赤ちゃんが大きくなった時はスマホは無いかもしれません)については、子どもがスマホに接している時間と学力の関係が文部科学省の調査などで示されています。

先に挙げたゲームも含めたスマホなどに接している時間が長くなる程、学力調査での成績は低くなるという結果が出ています。

スマホは小さなパソコンと同じなので、使い方を工夫すれば質の高い学びができます。百科事典や辞書などが全て手元にあるのと同じです。

その上、カメラもビデオもあり、計算機にもなります。私が子どもの頃にSF漫画に描かれていたものが現実の社会で実現されています。

スポンサードリンク

 

そういった便利なスマホですが、多くの若者はそれらを良い形では利用できていないように見えます。SNSなどへの依存、いじめの横行、不適切なものの閲覧などです。

そういったことが、子どもの健全な成長を大きく損なっています。小学校高学年から中学生においては、こういった問題を学校ではなかなか適切に指導ができていないのが現状です。学校では、目の前で起こった喧嘩などへの対応には慣れています。

しかし、ラインなどでのいじめについては、学校から見えていない部分で起こっているものなので、適切な指導が非常に難しく、効果が上がっていないのが現状です。

その際、大事になるのが家庭での対応です。親が子どもとスマホの使い方などを話し合い、不適切な状況であるならば使用を禁止させるようなことも場合によっては必要になります。

しかし、難しいのが、それまでの親子でどのように関わってきたのかということです。ゲームの例でも書いたように、子どもに静かにして欲しい時、都合良くゲームを与えていたような家庭では、親子できちんと話をしてきていないことが予想されます。

望ましい関わり方としては、電車の中やレストランの待ち時間に静かにしている意味などを話し、実際にそれができるように親がしっかりと関わります。

できた場合に褒めることなどを繰り返し、子どもが適切な行動を取ることができるようになるまで関わります。

そういったことをしていなかった親子関係においては、思春期になりスマホで問題が発生した時、適切な使い方をさせることが難しくなります。

親も子も感情的になり、極端な行動を取ったりします。親は、子どものスマホを取り上げて、壊してしまったり、契約をいきなり解除してしまったりです。子どもは、家出をしてしまったりというものです。

そういった極端な行動の末、家族がばらばらになってしまうこともありそうです。

 

親子の信頼関係は急に出来上がるものではありません。赤ちゃんの頃から少しずつ、様々な経験の中で培っていくものです。

小さな頃からしっかりと大きくなってからのことを意識して親は関わっていくことが大切でしょう。

 

 

執筆者

鈴木 邦明(すずき くにあき)
小田原短期大学 保育学科 特任講師

小学校の教員として22年間勤め、現在は短大で健康教育を教える。

「心と体の健康」をテーマに、健康教育、幼保小連携、学級経営など幼児・児童に関する多方面な研究活動を行う傍ら、執筆や取材協力など多数手掛ける。

研究用HP

http://www.geocities.jp/ks20010630

スポンサードリンク
関連コンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です