未熟児の体重増加や増え方は?増えない?基準や最小は?

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体重増加、増え方の目安は?

出生体重が1500 g以上の赤ちゃんは、産後1-2週間で元の出生体重まで戻ることが予想されます。

出生体重が1500 g未満の赤ちゃんの場合は、2-3週間かかるでしょう。

 

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その後、平均的な体重増加は体重1 kgあたり10-16 g/日で、小さい赤ちゃんほど速く増えます。

小さく生まれた赤ちゃんは「まずどんどん体重を増やしましょう」とお医者さんに言われる事がほとんどです。

ちょっと増えていれば嬉しいし、増えていないと心配になりますが1日で考えるよりも、1週間で増減を見て増えていれば上出来でしょう。

必ず、体重は増えますのであまり深刻に考えすぎないでくださいね。

体重が増えない原因は?

予想される体重増加よりも、体重増加のペースが遅い時は、適切な量の母乳を飲めていないのでは、という可能性もあります。

 

その他考えられる原因は?

  • 感染症・低体温症・鵞口瘡・貧血
  • 授乳回数が少ないこと
  • 飲ませる量が、必要な量より少ない場合

体重の増加が少ない場合病院に入院中であればすぐに検査をしてくれるでしょうし、特に問題がなければ母乳量を増やすなどの措置をしてくれるはずです。

もし退院後でしたら、病院に相談してみると良いかもしれません。

感染症など体に問題が生じていたら、そちらの治療が優先になります。

母乳やミルクが点滴栄養に変わり体重増加が一旦ストップする事もありますが、体調が戻るとまた母乳やミルクが栄養となり体重も増えるので心配はいりませんよ。

保育器に入るのは?

産まれた時の体重が2,500g以下の赤ちゃんは、低出生体重児と呼ばれます。

未熟児も同様に産まれた時の体重が2,500g以下ですが、それに加えて体の機能も未熟の場合を未熟児と呼び区別されています。

小さく産まれた赤ちゃんは、保育器に入ることで、ママのお腹の中にいた頃と似たような環境に戻り、発育を促してくれるようです。

不当軽量児とは、低出生体重児・未熟児よりも体重が少ない赤ちゃんのことを指します。

多胎(双子)や、染色体異常が原因となっていることが多いようです。

栄養状態が悪く、心不全、多血症などの病気を引き起こしやすいため、保育器に入り成長を促したり、治療をする必要があります。

合併症や異常がある場合は、NICU(新生児集中治療室)に入ることになります。

2500g以下で生まれた赤ちゃんは保育器に入ることが多いようです。

また、何か体に異常がある場合も保育器に入ることがあります。

保育器に入る赤ちゃんを見ると心配で不安にもなりますが赤ちゃんも頑張っています。

ママやパパも赤ちゃんを応援してあげましょう。

我が子が未熟児や小さく生まれるなど、初めは誰も想像しませんよね。

切迫早産で入院したり、小さく生まれる可能性があると言われてもピンとは来ないものですが、

未熟児の基準はあるの?

いつになったら退院出来るの?

と心配なことは次々と思い浮かぶものです。

未熟児の体重の基準や最小は?

「未熟児」 の本来の意味は「 身体の機能が未熟な(成熟していない)状態で生まれた赤ちゃん」のことですが、かつて小さく生まれた(2500g以下)赤ちゃんのことを「未熟児」と呼んでいた時期がありました。

 

出生時の体重による分類の基準は?

 

低出生体重児

2500g未満で産まれた赤ちゃん

 

極低出生体重児

1500g未満で産まれた赤ちゃん

 

超低出生体重児

1000g未満で産まれた赤ちゃん

 

最小は?

マイアミ(Miami)の病院で、21週6日の早産で生まれた世界最少の超未熟児が、新生児集中治療室で順調に成育、誕生から4か月後、20日に退院する運びとなった。

誕生時には、体重280グラム、身長はボールペンよりやや長い9.5インチ(約24センチメートル)しかなかったという。

以前は体重の少ない赤ちゃんの事を「未熟児」と呼んでいましたが、今は体重別に異なる呼び方をするようになりました。

世界最小の赤ちゃんは21週で生まれた赤ちゃんですが、奇跡的に順調に成長し退院する事が出来たようです。

お医者さんたちも、こんなに小さな子の正常な血圧値など誰もわからないといった厳しい状況の中治療に当たっていました。生命力って凄いですね。

退院はどの位?条件は?

 

退院できる条件は?

効果的に直母できるようになったら。

お母さんがカップフィーディングなど直母以外の授乳方法を行える確信が持てたら。

赤ちゃんの体温が、少なくとも3日連続で36.5度~37.5度を維持できたら。

3日連続で体重が1 kgあたり少なくとも15 g増え、かつお母さんが赤ちゃんをケアできる能力があると確信できたら。

 

退院の目安は体重と思われがちですが、簡単に言うと赤ちゃんにとってもお母さんにとっても環境など全てが整ったら退院できるというところでしょうか。

自宅が病院から遠く、経過観察のためなどに来診できない状態の時は、退院できる条件の全てを満たさないと、赤ちゃんを退院できないということもあるようです。

体重が増えすぎの原因は?

 

母乳自体のカロリーが高い

母乳はママの食べたものを原料として作られるため、ママの食生活がそのまま母乳の成分に反映します。

糖分や脂肪分の多いものを食べすぎると、母乳が高カロリーとなり、赤ちゃんの太りすぎにつながってしまうのです。

高カロリーの母乳は、乳児湿疹の原因にもなると言われています。

ドロッとしていて味もまずくなるので、赤ちゃんの太りすぎを防ぐためにも、バランスのとれた食事を摂るよう気をつけましょう。

 

単純に母乳の飲みすぎ

新生児期は母乳を飲ませる間隔が短く、「赤ちゃんが泣いたらとりあえずおっぱい」というママも多いのでは。

お腹が空いていなくても、おっぱいをくわえる習性があるため、ママが与えた通りに飲んでしまうことがあるのです。

小さく生まれた赤ちゃんの体重が増えすぎるという事はあまりありませんが、一般的に体重の増えすぎというと母乳の飲ませすぎや母乳のカロリーが高いなどが上げられます。

でも、母乳での増えすぎであればそんなに気にする必要はないでしょう。

今は母乳なら欲しがる時にあげる、と指導されることがほとんどです。

小さく生まれるとたくさんの心配事があります。

障害のリスクが高いって聞くしその中でも一番心配なのは脳障害かもしれません。

脳障害といっても、どんなものがあるの?後遺症は残るの?とわからないことだらけですよね。

未熟児は脳障害や後遺症の可能性も?

 

神経系の疾患/脳室内出血

主に低体重児の脳内血管から出血が起こり、静脈鬱滞が生じている状態のことです。

原因は、分娩の衝撃、人工呼吸管理、気道吸引などの未熟児医療や低血圧、血小板・凝固系の異常によって血管内圧が急激に上昇して、脳室上衣下胚層の血管が破損することで起こります。

上衣下出血のみを「IVHⅠ度」、

上衣下出血が脳室内に穿破(せんぱ)して脳室内に血液が溜まった状態を「IVHⅡ度」、

溜まった血液により脳室が拡大した場合を「IVHⅢ度」、

出血が脳実質内に進展した場合は「IVHⅣ度」とされます。

IVHⅠ度、IVHⅡ度では、後障害を残すことはほとんどありませんが、IVHⅢ度やIVHⅣ度では、痙性片麻痺や精神運動発達遅滞などの後障害を残すことが多く、脳室内出血の後に水頭症を続発することもあります。

神経系の疾患2.脳室周囲白質軟化症(PVL)

脳室の後外側の脳細胞が生後の循環不全による虚血や炎症などによって傷害されることで、細胞が死滅して軟化する症状を言います。

軟化する領域は、大脳皮質の運動野から出た神経線維が通過する領域のため、手足に向かう運動神経線維が傷害されることで、手足の痙性麻痺を起こす可能性があります。

極低出生体重児の5-7%に見られ、脳性麻痺の赤ちゃんの約3分の1を占めるとされています。

私も、切迫早産で入院していた時に今生まれる事のリスクとして脳内出血について主治医から説明を受けました。

低体重で生まれた場合、呼吸器をつけることがほとんどなのでその際に赤ちゃんの体が小さい分遅れて低酸素状態になり脳内出血が起こる可能性があるということでした。

小さく生まれるとそのような可能性が高くなっていくのでしょう。

後遺症が残る事もありますが、今は医療と連携しながらリハビリなども早く行ってくれます。

未熟児での障害児のリスクは?

在胎週数35~37週未満の早産児は、成長・発達が正期産児とほとんど変わらないことことが多いです。

34週未満の早産児では、6歳時点で約8割以上が普通学級に就学し、通常の学校生活を送っています。

ただし体の機能が完全にでき上がる前に生まれてくると、正期産児と比べて注意欠如多動性障害、学習障害、聴力障害などになりやすい傾向があるとされています。

在胎週数が28週未満だった低出生体重児・早産児は脳性麻痺や精神発達遅滞、視力障害などのリスクが高く、長期のフォローアップが必要です。

 

正期産児に比べると確かに、発達障害や視覚障害、聴力障害などのリスクが高いとされていますがこればっかりは誰にもわかりません。

正期産児でも障害が出る事もありますし、早産児でも障害が出ない事もあります。

もしも、障害が残るかもしれないとしても、乳児のうちははっきりとした事は分かりにくいようです。

成長に合わせ、定期検診でフォローアップしていく中で分かってくる事も往々にしてあります。

リスクとしては高いかもしれませんがフォローアップ外来などで長期にわたり成長を見ていってもらえますので難しく考えすぎることはないのではないでしょうか。

少し長い目で見てみましょう。

 

未熟児は発達が遅い?

やはり、平均体重以上で生まれた赤ちゃんに比べると、体重が少ないまま成長する傾向があります。

3歳過ぎ頃から追いつき始め、6歳頃にはほとんどが、遅くとも9歳頃までには身長や体重、機能の発達ともに追いつくとされています。

初めの頃は緩やかに発達していくと言われています。

しかし、子どもの発達は一人ひとり違いますので大丈夫です。

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その子のペースでせいちょうしていきますから、無理に早く歩かせようとしたりせずにゆっくりとゆっくりと見守っていきたいですね。

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