学童保育とは?夏休みは?しっかりと知ろう!〜小1の壁を乗り切るために〜

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学童保育とは

ニュースなどでは「待機児童問題」が良く話題になっています。

選挙などにおいても重要な問題の一つとして扱われています。

どの自治体でも色々な施策を行い、子育て世代をフォローしていこうとしています。

無事保育園に子どもを通わせることができた家庭が、次にぶつかる壁が「小学校入学」です。

小学校入学は、親が新たな問題と直面することとなります。

それは「学童クラブ(場所によっては「児童クラブ」とも言うようです)」の問題です。

特に「時間」が大きな問題になることがあります。

それまで通わせていた保育園などは、預けられる時間が柔軟である場合が多いです。

遅くまで預かってくれたり、急に延長などにも対応してくれたりします。しかし、学童の場合、そういった対応が難しいことが多いです。

特に公立の学童は終了の時間が早い(18時など)ことも多いです。

しかし、少しずつ柔軟な対応をすることが可能な学童が増えてきていることも事実です。

学童クラブは、設置団体や地方公共団体によって色々な違いがあります。

 

担当者はどんな人?

学童を担当する人の資格としては、放課後児童支援員(学童保育支援員)があります。

2015年以降、学童などには、一人以上の放課後児童支援員を置かなければならないと義務付けられました。

この資格は、教員免許、保育士、社会福祉士などの資格を持っている人や心理学、社会福祉学などを専門で学んだ人が、都道府県が主催する研修を合計24時間受けることによって取ることができるものです。

他の資格としては、小学校教員免許、幼稚園教員免許、保育士免許などを持っている人が多いです。

退職した教員や教員志望の学生、子育てを終えた主婦などがそれぞれの経歴です。

また、近年、児童館一級指導員という資格もできたそうです。

 

設置者はどこ?

学童は、市や町、区などが設置している公立のものと民間が設置しているものがあります。

民間のものは、会社組織が運営をしているものや学校法人が運営しているものなど様々なタイプのものがあります。

一般的には、公立のものよりも民間のものの方が融通はききやすいです。

引き取りの時間についてや急な変更などへの対応についてです。

その分、料金が高くなることが多いです。小学校に併設のもの(公立のことが多い)などは、下校時の移動の不安も少ないので、そういった点では安心です。

民間のものでも、各学校まで迎えに来てくれるものもあります。

 

夏休みはどうなる?

学童が特に重要になるのが夏休みなどの長期休業の時です。

小1で学童へ通わせても学年が上がるにつれて、辞める人も出てきます。

学年が上がると授業の終了の時刻も遅くなることなども影響しています。

しかし、そういった家庭でも夏休みの事があり、辞めずに籍だけは残しているという人もいます。

学校のある普段の時は、あまり学童を利用しないけれども、夏休み期間中は利用するというものです。

夏休みは子どもだけで家に置いておくには少し時間が長いです。

朝から晩まで子どもだけで家で過ごさせるには少し不安もあります。

学童であれば、イベントがあったり、学習の時間が決められていたりという良さがあります。

長く家にいるとどうしてもゲームやネットなどとの関わりなどでも不安が出てきます。

 

夏休みに関してもう一つ注目すべきことは、学童に通っている子どもは、そうでない子どもと比べて、夏休みに生活リズムが崩れることが少ないということです。

学童に通っている子どもは、夏休みでも親の仕事の都合などで、普段、小学校に通っている時と同じようなリズムで生活を送っています。

そういったことが、夏休み明けの学校生活に大きく影響します。

学童に通っていない子どもは、家庭によっては、夜更かしをして、寝坊をするような生活を送っている場合もあります。

そういった家庭では、夏休みが終わり、新学期が始まった時もペースを戻すことが非常に大変になります。

登校渋りが起こるのは、夏休み明けが最も多く、内閣府の調査によると、子どもの自殺で最も多かった日は9月1日でした。

こういった生活リズムの崩れは、子どもの生活に大きな影響を与えます。

生活リズムの崩れが、不登校のきっかけとなることもあります。

二学期(9月)は、様々な学校行事(運動会、発表会など)もあり、子どもに負荷が掛かる場合もあります。

なかなか生活リズムを取り戻せない子どもは、そういった部分でも周りの子どものペースから遅れてしまうこともあります。

その点、学童に通っている子どもは、あまり問題なく、休み明けの学校に適応することができる場合が多いです。

 

 

 

執筆者

鈴木 邦明(すずき くにあき)
小田原短期大学 保育学科 特任講師


小学校の教員として22年間勤め、現在は短大で健康教育を教える。

「心と体の健康」をテーマに、健康教育、幼保小連携、学級経営など幼児・児童に関する多方面な研究活動を行う傍ら、執筆や取材協力など多数手掛ける。

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研究用HP
http://www.geocities.jp/ks20010630/

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