就職について、障害者枠などとは?

障害者枠とは、障害者のある方の雇用を支援してくれる制度であり、知的障害者のかたでも療育手帳を持っていれば、障害者枠の求人に応募でき、就職が近づきます。
知的障害者は知的能力が低いため、一般の健常者と同じ条件では、会社は障害者を雇用してくれません。
そのため国は、障害者を雇用する会社に対して、補助金を給付する制度などで、障害者が仕事を見つけて働ける支援をしてくれています。
軽度知的障害者でも療育手帳を持っていると、障害者の雇用枠で就職活動をすることができます。
障害者枠での求人なら、健常者が応募できないので、障害者にとって有利な条件で仕事を探すことができます。
障害者雇用促進法があるので、従業員が100人以上いる場合は障害者を雇用するという義務があるんですよ◎
またハローワークには障害者枠があり、紹介してもらえますので、療育手帳を持っている人はハローワークも有効活用しましょうね^^
判定のIQの目安などは?

b判定は中度~軽度の場合に区分されています。
取得するための、判定項目や基準は年齢によっても変わってきます。
『発達指数又は知能指数が51から75の場合は,障害の区分はb2とし,障害の内容は軽度 とする。
発達指数又は知能指数が76から89で児童福祉センター及び第二児童福祉センターに設置する判定会議で社会適応能力が低いと認める場合はb2とし,障害の内容は軽度とする。』
基本的にはIQで判断されるようですが、仮にIQが知的障害の範囲でなくても日常生活において支援など必要と判断されれば、取得できる事もあるようです。
最近では知的障害を伴わない発達障害が増えてきたので、手帳取得の範囲が拡大されたようなんです!
大体はIQ75が上限でそれ以上は取得出来ない地域が多いですが、それも市区町村によりけりなので、問い合わせしてみましょうね◎
自動車税の減免、割引など

地域にもよりますが、基本的には、A1・A2・A3の重度以上の場合には、自動車税の減免を受ける事ができるようです。
多くの都道府県ではB1の中度でも減免してくれます。
しかしB2(軽度)で自動車税の減免は基本的にはございません。
自治体によってはA1・A2でなければ減免を受けられない場合もあります
障害者用自動車ならB2(軽度)でも減免が受けられる場合もあります。
自動車の減免や割引については、自治体によってかなり差があるようです。
多くの自治体ではb2だと減免出来ない事が多いようですが、障害者用自動車なら減免を受けれる場合もあるという事でした!
障害者控除について

障害があるかた向けに、さまざまな税金の控除があります。
見ていきましょう。
障害者控除には主に所得税や住民税、そして相続税の税控除があり、控除される金額は障害の重さや家庭環境の状況によって変わります。
また障害がある人に対する税の優遇は障害者控除だけではなく、贈与税の優遇など様々な特例が定められています。
療育手帳を持っている人は様々な割引サービスの他、所得税、住民税、相続税などの障害者控除を受ける事が出来ます◎
要介護認定を受けている人や、療育手帳を更新中などで手元にない人は受けれない事があるので注意しましょう!
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